営業リストを購入するポイント3選

テレアポや新規営業開拓のためには、営業リストは必要不可欠な存在と言えるでしょう。
しかし、精度の高い営業リストを作るにはそれなりの時間と手間をかけなければなりません。

そこで考えられる最も手っ取り早い方法は、営業リストを購入してしまうというものです。
ただし、無策で営業リストの購入を行うのは非常にリスキーと言えるでしょう。

今回は、営業リストの購入に際して覚えておきたいポイントについて解説します。

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営業リストから必要な情報を取得できるか

質の良い営業リストは、営業担当者にとって必要となる情報を得られるかどうかが最も重要です。
電話番号やメールアドレスが記載されていない営業リストは、営業担当者が自分で調べる手間が発生してしまいます。
テレアポやメールでの営業、訪問など、目的に合わせた情報がきちんと記載されているかどうかを確認した上で購入しましょう。

また、最新の情報が掲載されているかどうかもチェックポイントとなります。
記載されている電話番号やメールアドレスが古いものだった場合、電話やメールが通じないどころか、間違った相手にコンタクトを取ってしまう恐れがあるためです。
なるべく最新情報が掲載されているものを選ぶようにしましょう。

営業リストサービスによっては、料金プランによって営業リストに掲載されている情報が異なるケースもあります。
安いからと言って何も考えずに購入してしまうと、必要な情報が得られず、購入した営業リストが無意味になってしまう可能性があります。

また、リストにある企業が自社のターゲット業界と合致するかどうか、リストの企業の経営状況がわかるかどうかなどといった、リスト内にある企業の種類やリストの情報の質も重要です。

ホームページなどをチェックして、どの料金プランを選べば目的に合致した情報を入手できるのかをしっかりと確認した上で、購入を検討することをおすすめします。

営業リストの情報収集元が妥当であるかどうか

営業リストの情報がどのように収集されたものかを確認することも重要です。

企業や法人のホームページなどで公開されている情報に基づいて営業リストが作成されている場合は安全な営業リストと言えるでしょう。
しかし、担当者名や個人の電話番号、メールアドレスなど、非公開となっている個人情報に関しては、個人情報保護法によって本人の承諾なしに公開や売買、授受などの取り扱いが禁止されています。

悪質な営業リストサービスは、違法な手段で取得した個人情報を掲載した営業リストを販売していることもあるため、十分に注意しましょう。

個人情報を扱った営業リストの適法性については、販売元が個人情報取扱事業者であることを明示していて、個人情報の利用目的や取得方法、管理体制に関する規定を作成し公開しているかどうかを確認することで判断できます。

また、本人から求めがあった場合は個人情報を削除、もしくは第三者への提供を停止することを明らかにしているかどうかも確認しましょう。

個人情報の管理責任者の情報が公開されていること、個人情報を取得した際にはその利用目的を本人に通知、あるいは公表していることも、適法性を見る上では重要なポイントです。

これらを1つでも満たしていない営業リストは違法なものである可能性が非常に高く、万が一こうした違法な営業リストを購入し使用した場合には自社も違法性を問われることになります。

個人情報を扱う営業リストを購入する際には慎重に検討を行うようにしてください。

料金体系がどのようになっているか

営業リストを購入する場合は、料金体系もしっかりとチェックしましょう。

1ヶ月ごとの契約で一定のサービスがパックになっているパターンが多い傾向にありますが、一部のサービスを利用するためにはオプションや追加費用が必要となる場合もあります。

どのようなサービスを利用するのか、契約内容をどのようにするかによって支払う料金が変動するため、料金体系はしっかり確認を取るのが重要です。

特に、「このオプション費用は妥当なものなのか」「合計費用の内訳はどのようになっているのか」については特に重点的に確認し、費用について不明瞭な部分はできるだけ無くすようにしましょう。

また、見積が必要な場合、複数の営業リストサービスに見積を出してもらうことをおすすめします。
相場感をある程度つかめる他、同じサービスの提供を受ける場合どの業者を選べばお得なのかを見極めることが出来ます。
その際には、ざっくりとでも構わないので予算を決めた上で、予算の範囲内に収まるかどうかを判断基準のひとつにすると良いでしょう。

もちろん、見積を出してもらう際には不明点について可能な限り質問を行うなどして確認を取り、価格設定の根拠をできる限り明らかにしておくことが重要です。

営業リストを購入するなら事前の下調べが何よりも肝心

営業リストを購入する場合は、事前の下調べが非常に重要となります。

営業リストから自社の営業に必要な情報が得られるか、情報収集元は妥当かつ適法であるか、料金体系がどうなっているかなどといった事柄は、全て事前にしっかりと調べれば明らかになることです。

何も考えずに購入するのではなく、しっかりと調査と検討を行った上でリストを購入するようにしましょう。

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